肌はとてもデリケートなため、些細な刺激でも肌トラブルを招いてしまいます。
肌トラブルを招く要因には様々なことが考えられますが、日常生活の中で行っていることが乾燥肌や肌荒れの原因にもなってしまうのです。
中でも直接肌に触れたり刺激を与えているわけではないのに、肌を乾燥させてしまうものとしてドライヤーがあります。
ドライヤーは髪の毛を乾かす際に使うことが多い道具ですが、温風を出すことによって水分を早く乾燥させる作用があります。
ですが温風を髪の毛だけに当てることは難しく、どうしても顔にも風が当たってしまい乾燥を招いてしまうのです。

ですが乾燥肌になってしまうからといってドライヤーを使用しないのもよくありません。
なぜなら髪の毛を洗う際に使用するシャンプーやコンディショナーの成分が肌の負担になってしまうことがあるからです。
特にコンディショナーやリンスは髪の毛のキューティクルを守る働きがあり、洗髪後に十分に洗い流したとしても成分が髪の毛に残ってしまいます。
髪の毛が濡れている時はその成分が水分と一緒になって、肌に付着してしまうのです。
髪の毛が自然乾燥するには長い時間が掛かるので、その間ずっと成分が肌に付着することになり負担も大きくなってしまいます。

一度乾燥肌になってしまうと、皮膚はどんどん外部からの刺激に敏感になっていきます。
肌が健康な時に使用していた化粧品やスキンケア商品で刺激を感じるようになったり、肌荒れを起こすようになってしまうこともあります。
また髪の毛が顔に触れるというのは日常生活では頻繁にありますが、その髪の毛ですら刺激の一つになってしまうのです。
それを防ぐには髪型をショートヘアにすることも効果的ですが、顔周りに髪の毛が当たらないようなショートヘアにしてもらうことも必要です。
他にはロングヘアにして髪を束ねて肌に当たらないようにすることでも防ぐことができます。
こうした工夫で刺激を与えないようにすると、乾燥肌の症状は改善されていきます。

肌荒れ防止に髪の毛をしっかり乾かすのは大切

乾燥肌であっても髪の毛をしっかり乾かすことは大切で、それには正しいドライヤーの使い方が重要になってきます。
まず温風を使って乾かす際に気をつけたいのは、風が当たる角度です。
髪の毛を乾かす時は最初は頭皮の方の根元から乾かしていくことで、効率よくそして十分に乾燥させることができます。
そのためできるだけサイド部分と頭頂部、後頭部の角度に合わせてドライヤーの風を当てるようにしていきます。
また温風の影響を少しでも少なくするために、できるだけ顔から位置でドライヤーを使うように注意します。

また髪の毛がある程度乾いてきたら冷風にして、最後まで乾かしていきます。
冷風にする効果は肌への負担を減らせるだけではなく、熱で開いてしまったキューティクルを引き締める効果もあります。
キューティクルが引き締まると髪の毛の表面が滑らかになるので肌に触れた時の刺激も抑えられますし、コンディショナーやリンスの成分が流れ出るのを防ぐ役割もあります。

ドライヤーの使い方の他にも、かける前の工夫で乾燥肌を招くリスクを減らすことができます。
それはドライヤーをかける前に髪の毛の水分を十分に取り除いておくことです。
根元から毛先に向かって水分が落ちていくので、それを促すために目の粗いくしを使って髪をとかしておくのも効果的です。
ですが濡れている時はくしの使用でダメージを受けやすいのでやさしくとかすようにし、ひっかかる部分があっても無理に通さないように気をつけます。
その後タオルで包むように毛先の水分を取り除くと、ドライヤーの使用時間を短くすることができます。
そういった工夫をすることによって、髪の毛をしっかり乾かしながら乾燥肌の対策もできるようになります。